所長挨拶

昭和43年に診療所を開設

翔医会東京国際空港診療所は昭和43年に先代菊地雷三によって開設され、多くの航空関係者や空港利用者の診療に寄与するとともに、航空法第31条の定めによる国土交通省指定の航空身体検査を46年にわたり行って参りました。
その経験を活かし菊地淳雄(現 東京国際空港診療所 院長)は平成13年5月翔医会理事長に就任するとともに、一般外来、健康診断に加え企業や学校の巡回健診を始めました。

巡回健診専門の健康管理センターを開設

この度平成26年度よりお客様の要望に応え、新宿区に巡回健診専門の健康管理センターを新たに開設いたしました。
当センターでは、生活習慣病健診・巡回ドック・特殊健診に加え、オプション検査も取り揃えあらゆる健診ニーズに対応しております。
生活習慣病健診・巡回ドックでは、死亡率の上位を占める悪性新生物・脳血管疾患・心臓病など早期発見のための医学的検査の充実をはかっています。定期健診・特定健診では、労働安全衛生法で定められている一般健康診断の他に、有機溶剤健康診断、じん肺健康診断、鉛健康診断、高気圧作業健康診断、電離放射線健康診断、特定化学物質健康診断などの特殊健康診断も実施しております。さらに法律で定められた業務以外でも、健康に影響を及ぼすおそれのある有害業務について行政指導により、診断を実施することが義務付けられている業務につきましても実施いたしております。
また、専門的検査をご希望される方々のために、健診時に実施できるオプション検査も充実させております。
一方、学校健診は平成24年4月の学校保健安全法施行規則の一部が改正されておりますが、「今後の健康診断の在り方等 に関する検討会」での意見を参考に新たな体制で実施して参る予定でいます。ご要望をお聞かせいただければ幸いです。
当センターは、公益財団法人東京医科大学がん研究事業団(東京医科大学内)の健診指定機関に認定されております。巡回健康診断も同事業団と提携して実施しており 肺がん、胃がんなどの疾病率のデータ資料作成にも寄与させていただいております。

受診者の健やかで快適な生活のために

当センターでは、自身の健康状態の把握により、疾病の早期発見や生活習慣の改善を進めることにより、受診者が健やかで快適な日常を過ごせるよう、最新の医療技術でお手伝いを致します。また、安全と心の通った接遇による、健診サービスを何よりも大切に提供すべく、全職員が最善を尽くし努めてまいります。

翔医会 健康管理センター
所長 北山 欽一